かみ合わせ治療
世界トップ水準の歯科治療・審美歯科なら、麻布台ユナイテッドデンタルオフィズ(六本木、神谷町)へ。院長の江夏(Dr.Enatsu)はUCLA歯学部卒【日米の歯科医師免許を保有】する歯医者。その治療技術は欧米の患者様にもご満足いただいています。
噛み合わせ治療は、患者様固有の噛み合わせを咬合再構築して、歯や顎関節やその回りの筋肉などに問題が出るリスクを下げることができます。
こんな方に「咬み合わせ治療」をお勧めいたします
- 歯やクラウン(かぶせもの)が、欠けたりヒビが入ったり壊れたりしたことがある
- 噛み合わせが安定しない(どこで噛めばいいのか分からない)
- 歯の摩耗がはげしい(前歯の裏や奥歯がすり減っている)
- 歯並びが過去5年で変わってきた(隙間や重なりなど)
- 顎の関節や顎のまわりの筋肉に痛みや違和感を感じる
- 大きな歯科治療の予定がある(複数のクラウンやブリッジ、または前歯のクラウンやポーセレンベニア)
- 歯槽膿漏ではないのにぐらぐらする歯がある
機能的な噛み合わせには以下の三つの要素が必要です
1. 下あごが顎関節に対して調和がとれている。またこの位置は咬合再構築の基準となる(※噛み合わせに問題がある患者様に噛んでもらっても毎回同じところで噛んでいるとは限らず、咬合再構築の基準にはならない)。
2. 噛んだ時に左右の奥歯が同じ強さで同時に当たる。その位置をホーム・ポジションといい、噛んだ時にもっとも心地いい位置です。
3. 機能時には前歯部が当たり、奥歯に有害となる不必要な接触がない。
当院では、以下のステップで噛み合わせ治療が行われます
1. 約一ヶ月間、特殊な装置をつけてもらい顎関節の位置を探していきます。
2. その位置が定まった後、高く当たっているところは低く、低くて当たっていないところには足すなどの調整を行い、左右の奥歯が同時に同じ強さで当たるようにします。
- 高いところは、削って調整
- 低いところは、コンポジットや仮歯で高さを調整
3. さらに可能なら、上下の歯を擦り合せた時には前歯部しか当たらないように調整します。
- 高いところは、削って調整
- 低いところは、コンポジットや仮歯で高さを調整
患者様固有の噛み合わせを作るために、仮歯やコンポジットを入れて高さを調整し、患者様本人にそれを使ってもらい、さらに微調整を行っていきます。最終補綴物は少なくともステップ1とステップ2を経て噛み合わせがある程度安定してから作成します。患者様によっては一定期間(約4から6ヶ月間)新しい噛み合わせに慣れる時間が必要な場合もあります。
また、噛み合わせ治療は、患者様の固有の状態(関節、あごの骨、歯の残存状態、歯の位置など)にも大きく影響されるので、完治が保証できるものではありません。現実的に、色々な要因から多少の妥協をせざるを得ないケースもあります。
噛み合わせに問題があった期間が長ければ長いほど、すでに脳に記憶された昔の噛み合わせの癖や反射を取り除くのは困難な場合があります。 また、考えられる最良の噛み合わせ治療をして実際に改善がみられる場合でも、患者様の新しい噛み合わせに対する順応能力や異常な習癖により、治療結果の感じ方が左右されることもあります。
新しい噛み合わせを咬合調整や治療用仮修復によって予後観察していきます。